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愛哀傘 SRWNovel

愛哀傘

トン助を追い回す剣人やシローたち。 情勢を鑑みて敵襲がしばらくなさそうだということで、ウッソが見付けた花の綺麗な公園にブルー・スウェアのメンバーが休暇に訪れたのだ。 荒れ果てた地球でこのような場所は珍しい。 何故ウッソがそんなことに詳しいのかといえば、いつかカテジナを誘うために昔からデートスポットのデータ収集は怠らなかったのだという。 そのカテジナはザン・スカール軍の兵士になりいつ襲撃があるかわからないことを考えると、随分皮肉だ。 「……で、何であんな追っかけっこやっているワケ?」 ルーの問いにミカが微笑む。 「『花見と言えば酒だな』『バーベキューもいいんじゃないか?』とゲッターチームが言って[…]
女の世界 SRWNovel

女の世界

――たまに出撃のない時くらい、ルーを労ってやろう。 前の戦時中はプルとプルツーに時間を割かれ、ルーと心を通わす暇もなかった。 ルーがいつもいる談話室に行こうとすると、號に阻まれた。 「何だよ、號」 「俺は渓を守る」 「あんなおっかねぇ女を守ろうとしてるのはお前と剴くらいだよ!」 ルーも大概だけどな、と小声で付け加えつつも號を睨みつける。 「渓はいま『ぢょしかい』とやらをやっているらしい。男が近づいたら片っ端から追い返せとのことだ」 「な、何!? 女子会だと!?」 ジュドーよりも傍にいた他のメンバーの方が浮き足立っている。 女子会。男子禁制の秘密の花園。 コイバナ、スイーツ、男の格付け、“どうや[…]
めりおるえっせ SRWPict

めりおるえっせ

5代目TOP絵。 コン「って、ウーちゃんおちとるよー!!」 ペル「ああっ しまった!!」 このときコンタは初めて恐怖を知ったという……(ウソ)  […]
信頼と献身の方程式 SRWNovel

信頼と献身の方程式

「號、いるかなぁ……」 自分の部屋にいないとすれば、まずはここ、格納庫――予想通り。 しかしなんでまた、ブラックゲッターの上につっ立っているのか。 ――――何とかと煙は高いところが好きって言うケド。 「ゴーウー!!」 仰ぎながら大声で叫ぶ。 影が動き、渓は続ける。 「アンタそんなトコいないでちょっと降りてきなさいよー! これで話すの、疲れるンだからー!!」 やれやれ、だ。 戦闘中なら勢いでいけるが、普通の時にこう上を向いて叫ぶのはなかなかにキツい。 おまけに。 「……アンタねぇ……そりゃあたしは降りてこいって言ったケドさぁ……」 目の前で、號がきょとんとしている。 「何で! アンタ飛び降りんの[…]
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