微エロ

今願う、無限の地平 SRWNovel

今願う、無限の地平

誘ってきたのは、レモンからだった。 「男と女だもの。別に不自然でもないでしょう?」 おれは特に餓えていた訳でもないが、これで断ればレモンとの良き同僚としての関係すら崩れるというのは、それはそれで嫌だった。 険悪になり何の関係もなくなるよりは、恋人という関係になった方がマシ。 なりゆきと言うしかなかったが、考えてみればそう思えた時点でおれもレモンを愛しく想っていたのだろう。 レモンを抱いた時、ゴムはいらないと無理矢理制止された。 性に奔放な女なのかと思えば、前戯への反応は初々しいし、挿入時処女特有の感触があった。 「お前、何で……」 「子供が出来ない体質なの。でも抱いて欲しかった。あなたにだけは[…]
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