ポケモン

■永遠の絆 NinNovel

■永遠の絆

週末に、バトルタワーの前。 オレが来て、あいつも来る。 「やっほー、久しぶりだね!」 「おう! 行くぞ! 勝負だぜ!」 そして。 「何だってんだよーッ! オレ、また負けちまったのか!?」 あいつのポケモンを1体も気絶させられないまま、オレの手持ちは皆戦闘不能。 「まだまだ、ね」 おまけにこんな余裕な表情見せてくれやがって。 「へっ、お前が強くなるほどオレもオレのポケモンも強くなれるってもんさ。ポケモンに終わりなんてない!」 「そだね! じゃ、次期待しているから!」 そう言うとあいつはとっとと“そらをとぶ”で去って行った。 最初は、親父に挑戦しに行こうと思っていたけど負けて、ここで不貞腐れていた[…]
テキストのコピーはできません。