ジー秋

最後の戦い(ほぼ日課、10ターン経過) SRWNovel

最後の戦い(ほぼ日課、10ターン経過)

「もー! フェアリさんの課題難しすぎ!!」 机をバシバシ叩き、うめき声とも悲鳴とも取れる不平を漏らす。 彼女の名は赤月光珠。遊ぶのが大好きで勉強が苦手な極普通の女子高生である。 少し前までは地球を護るスーパーロボットのパイロットという一面もあったが、地球防衛組の面々と同様に平和な日常へと回帰した。 復興支援でその活動をすることもあるが、学業に支障が出ない範囲でという学校の要請と彼女の姉同然のフェアリの希望により、その回数は減りつつある。 「戦争をなくすなら受験戦争もなくせば良かったぁ。あ、でも大学潰すのはダメだよね。どうすれば良かったのかな……」 「相変わらず独り言が多いなお前は」 いつの間に[…]
涎下りのスーパー女子高生 SRWNovel

涎下りのスーパー女子高生

放課後は校門前で待ち合わせるのがジークとサリーと光珠の約束だ。 ただ、今日はサリーと光珠が来なかった。 2人は同じクラスなので、そこで何か問題があったのだろうとジークは校庭を引き返す。 「もう食べられないよおぉぉぉぉ」 「何そのベタな寝言!?」 そして教室に入った途端光珠のいつも以上にとぼけた声とサリーの呆れ声が届いた。 「あ、兄さん。ごめん、待ったんじゃない?」 「ああ。あまりにも来ないから迎えに来たらこのザマだ」 机に突っ伏して顔面だけ日当たりのよい南向きにしていることといい、 広げたノートにミミズが這っていたのはわずかな区間だけで残りは白紙であることといい、 少々とぼけた性格の普段の光珠[…]
直撃!プレゼント作戦 SRWNovel

直撃!プレゼント作戦

「わー! さすが飛鳥くん! ありがとう!!」 ぼくたち陽昇学園の5年3組では、女子の皆の黄色い声が上がっていた。 その中心にいるのはやっぱり飛鳥くん。 ファンクラブの子たちにちゃんとプレゼントをしたみたい。 「本当、仁くんとは大違い」 「お前らなんかに誰がやるかってんだよ。ホワイトデーってお返しをする日だろ」 「あーら、じゃあ」 仁くんはマリアちゃんの声にドキリと振り返った。 やましいことがあるんだなぁ。 「私にはくれるのよねー、仁?」 「え!? マリアちゃん、仁くんにチョコ渡したの?」 途端に大騒ぎが別の話題になったけど、マリアちゃんはちょっとクールに言った。 「物欲しそうな顔してたから。誰[…]
好きで好きでたまらない SRWPict

好きで好きでたまらない

12代目TOP絵。 GCから秋水ちゃんとジーク君です。 かーっ、甘々してんじゃねー!!と序盤から叫んでました…… オリジナル史上二番目のバカップルだと思います(No.1はキョウセレ)  […]
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