【特記事項】
アニメ版F-ZEROファルコン伝説がベースでリュウ&クランクが目立ち、ゲーム版っぽい黒髪ファルコンも時々出ます。
この設定部屋にはF-ZERO以外の作品とのクロスオーバー要素を含みます。
『亜空の使者』と絡めつつアニメ終盤展開の再現をしたことになっています。
《乱闘者》
C.ファルコン/バート・レミング
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戦場では寡黙だが、屋敷で素顔になると途端に桁外れの多弁になる。
ミュートシティで喫茶店を経営しているが、そちらでは穏やかで丁寧な物腰。
その変化は極端だが、厳密な意味での多重人格者ではなく、役者根性の賜物。
店裏の自宅で居候のクランクと2人暮らし。
F-ZEROと乱闘の大ファンかつ道楽者で通っているので、多少空けても問題はないがなるべく戻るようにしている。
ファルコンの名は襲名制。彼と先代以外の素性は彼も知らない。
バートというのは偽名。本名はアンディ・サマー。実妹にジョディ。刑事だったが数年前殉職したことになっている。
料理がとても得意で、特にコーヒーは天下一品。ただし屋敷ではやりたがらない。
個室には私物が殆どなく、外観も支給された時のまま。暇があれば掃除をしている。
4月10日生まれの37歳。血液型はA型。
好き:クランク、ジョディ、リュウ、サムス、ダグラス、料理
嫌い:ブラックシャドー、椎茸、煙草
「何をしている! 行くぞ!!」「私から見た君? 腕は立つし外見もなかなかだし気はいいし無鉄砲で、非常に魅力的だが?」
「白熱していてよかったですよ、昨日の乱闘」「あなたには、いつもお世話になっていますから」 |
C.ファルコン/ダグラス・J・ファルコン
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こっちが元なのにこのサイトでは黒髪だとか堀川だとか「俺」という冠詞つきで呼ばれてしまう人。
生真面目な性格だが少し天然が入っており、流されやすい所がある。普段はむしろおっとりしている方。
GXは英語音声ですが、あのキャラだったらやっぱりスマブラの堀川声の方が似合うと思います。
闘志を炎などの形で具現化し身に纏うことが出来る。腰の銃は普通の賞金首相手なら普通に使っている。
パラレルワールドのC.ファルコンであるバートを面と向かって『アンディ』と呼ぶ唯一の人間。
料理は手間をかけないが美味しい。
個室は様々な戦利品が飾られているが整理されている。
好き:サムス、ライバル、気のいい人間
嫌い:約束を守らない人間
「かかって来い……全力でな!」「君にそんなことを言われるなんてな。俺もまだまだか」 |
ブラッド・ファルコン
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ダークミリオンの一員でありF-ZEROパイロット。ブラックシャドーによって造られたキャプテン・ファルコンの複製。
ダークミリオンの戦力として造られたが、放棄された試作型やC.ファルコンの手により解放された者がその名を知らずこの世界に生きている。
戦士ではないが、屋敷や舞台へ乱入することが可能。
現在乱闘に乱入するのはガノンドロフの暗殺に送り込まれたが調整不足により彼の元に下った存在。
料理は勉強中。
好き:ガノンドロフ、コーヒー
嫌い:ダークリンク、正義気取りの人間
「俺は力を手に入れる。キャプテン・ファルコンを越える力を!」「主も趣味が悪いよな。水牛よりはいいけど」 |
《関わる人々》
リュウ・スザク
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連邦警察の特殊部隊・高機動小隊の刑事。
勝気で一本気。熱くなりすぎることもしばしばで、命令違反の常習犯。
F-ZEROでは常に優勝争いをし、通常の戦闘技能も高く、また、ファルコンと同様闘志を具現化可能な能力を持つ。
バートが1人で切り盛りしていた頃からのファルコンハウスの常連客であり、彼に対しては何でも話す。
また、彼の顔の傷の由来を知る数少ない人間。
ファルコンへのライバル心から多少複雑な心境はあるが、店でよく顔を合わせるため戦士たちとも仲がいい。
料理は毒。本人は平気なので自覚はないが、面倒で作らないので被害は出ない。
7月28日生まれの23歳。血液型はA型。
【Xまで】
ミュートシティがニューヨークと呼ばれていた時代から蘇っただけあり、混じり合った世界への順応性が高い。
サムスとバートの仲をからかい何かと鋭いが、ファルコン=バートにだけは気付かない。
【for以降】
『亜空戦争』の折にファルコンの正体を知り、ハルカをダークミリオンの手から救い出した。
一時的に代役を務め能力は完全に覚醒しているが、一理解者としてF-ZEROでのライバルを続け、ファルコンハウスに入り浸っている。
好き:ハルカ、ファルコンハウス、高機動小隊、動物
嫌い:ゾーダ、ブラックシャドー、ダークミリオン、束縛、納豆
「行くぜ、キャプテン・ファルコン! 今日こそは俺が勝つ!」「マスター、いつものね」 |
クランク・ヒューズ
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ファルコンハウスの店員であり、バートの家の居候。経理と雑務担当。
コンピューターやデータ分析が得意で、それを生かして高機動小隊の特別隊員もしている。
大人ぶるが大抵の場合見破られている。
バートを父親のように慕っており、バートにとっても大切な家族。
父親のロイ・ヒューズはアンディ・サマー(=バート)のかつての親友。
その死によりやさぐれてクラッカーをやっていたが、バートと出会い更生している。
親父の名前が公子と同じなのでわかりにくい。
料理は作る気がなく、作っても材料をケチるためとても不味い。
【Xまで】
バートのサボり癖と金銭感覚のなさに呆れつつも彼を慕い、ファルコンハウスを維持している。
サムスとバートの仲をからかうが、ファルコンと直接対面したことが少ないこともあり正体には気付かない。
【for以降】
覚悟を決めたバートが父親と自身の真実を明かし、父親が治療中とはいえ蘇ったこともあり暖かく見守っている。
F-ZEROパイロットとしての訓練を続けているが、ポケモンの知識も学んでいる。
7月28日生まれの11歳。血液型はO型。
好き:ロイ、バート、自分のチルット、納豆カレー
嫌い:理不尽、F-ZEROに興味のない客
「バートのおっちゃん、今日は誰が勝つと思う?」「オレはちゃーんと見てるからね」 |
クランクのチルット |
わたどりポケモン。タマゴから生まれた。人間で言えば10歳くらいの少年。
いじっぱりなせいかく。あばれることがすき。
あるトレーナーがミュートシティで逃したポケモンの1体。
ファルコンハウスで暴れていたが、不意にクランクが投げたボールに収まり彼のポケモンになった。
得意技は『フェザーダンス』
好き:クランク、クランクの友達、バート製きのみドリンク、からいもの
嫌い:しぶいもの、悪人
「ちるちる~」「ぢるっ!!」 |
ジョディ・サマー
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高機動小隊小隊長。やはり刑事兼F-ZEROパイロット。
厳格だが根は心優しく仲間想いであり、時にかなりの無茶もする。
幼い頃に両親が亡くなっており、唯一の肉親は兄のアンディ。
彼も数年前のダークミリオンとの戦いで彼女を庇い死亡と思われていたが、実際はバートとして生きていた。
偶然バートと対面し、彼が兄であることを確信するが事情を察し、店に通いつつも妹としての態度はとらない。
料理はとても苦手。
2月21日生まれの25歳。血液型はB型。
好き:アンディ、高機動小隊、猫
嫌い:ゾーダ、ダークミリオン、軽率な行動
「私たちは勝たなくてはならないのよ」「ごちそうさま、マスター……また来ても、いいですか?」 |
ミサキ・ハルカ
ミサキ・ハルカ |
リュウの婚約者兼ファルコンハウスの店員。
ダークミリオンに洗脳されミス・キラーとしてリュウと戦っていたが『亜空戦争』の折に救出され、本来の記憶と人格を取り戻した。
珍妙な客と彼らに合わせて増えるメニューに戸惑っている。
料理がとても得意だが、この世界の食文化は勉強中。
好き:リュウ、コーヒー、この世界
嫌い:平穏を脅かす存在
「あら、いらっしゃい。いつもどおりごゆっくり」「私はもう暗殺者じゃない」 |
ケント・アケチ
ケント・アケチ |
世界の変化で現れたパラレルワールドのF-ZEROパイロットたちの1人。
キャプテン・ファルコンの息子を名乗り愛機はファルコンmk-II。
気弱で大人しい青年だがマシンに乗ると人柄が変わる。
悪友のミッキー・マーカスと共にファルコンハウスの常連となった。
マスターのバートや常連のダグラスがファルコンであることを知っているが、彼の父親ではないと理解している。
料理がとても得意で簡素な食材を美味しくすることを好む。
好き:F-ZEROを愛する人々、キャプテン・ファルコン
嫌い:ブラッド・ファルコン、甘い物
「僕は好きだよ、この世界が。色々ありそうでさ」「俺を止めてみせろッ!」 |
【用語設定】
◆F-ZEROグランプリ
超音速で繰り広げられる、世界最速のレース。賞金は高額。長い歴史を持ち、様々な性質をもったコースが銀河各地にある。
ミュートシティなどで行われるものは大規模だが、出場者も少なく中継も行われないような非常にローカルなものもある。
パイロットはライセンスとマシンさえあればその素性は一切問わず、またレース場ではいかなる罪人も逮捕されないという特別な法律がある。
勿論問われるのは速さだが、体当たりで相手のクラッシュやコースアウトを狙うのも重要。
また全くの無法地帯というわけではなく、特別な事情を除く多人数乗り、武器の使用、合体などはレギュレーション違反。
その性質が近く共同開催もあることから、乱闘観戦を好むF-ZEROファンも多い。
◆ミュートシティ
二層構造になっていて、下層はかつてニューヨークと呼ばれていた頃の面影を残している。
宇宙規模で行われるF-ZEROグランプリだが、その主な開催地はここであり、F-ZEROファンにとっては聖地とも呼べる場所。
銀河連邦の主要都市であり、様々な人種や文化が入り混じり続けている。
ポケモンの生息域としてはイッシュ地方に分類されている。
◆ファルコンハウス
ミュートシティ下層でバート・レミングが経営している喫茶店。営業時間はAM8:00~PM9:00。
食事や貸切りでのパーティー、F-ZEROや乱闘の公式グッズや生写真も扱っている。
路地裏にあり小さいが、一般的な値段で味も雰囲気も良く、隠れた名所的な店。F-ZEROや乱闘のファンだけでなくその出場者までよくやってくる。
その殆どが常連とはいえ客の絶対数は多くなく、バートに商売気もないため、経営状況は赤字でこそないものの決していいとは言えない。
メインは客の好みのブランドが一見でわかると称するバートのコーヒー。
一般的な喫茶店メニューが多かったが、異文化の料理に興味を持ったバートが自分なりにアレンジしたメニューが増えている。
◆高機動小隊
銀河連邦警察に所属する特殊部隊。ミュートシティの銀河連邦警察支局にその本部をおく。
一般の警察の手に負えない凶悪犯罪にあたるが、その最もたる任務はF-ZEROグランプリに出場して優勝し、賞金の悪用を防ぐことである。
その性質上隊員は特別隊員のクランクを除き全員F-ZEROパイロット。ただし必ずしも「刑事」ではなく、メカニックや医師もいる。
ジョディと補佐のDr.スチュワートがバート=ファルコンを知ることと高機動小隊の持つ権限から、影で乱闘者と協力し法の元に世界の秩序を保つ立場を求められている。
◆ダークミリオン
ブラック・シャドーを首領とする犯罪組織で、大小問わずありとあらゆる犯罪を行う。
賞金目当てにF-ZEROグランプリにも多くの兵力を投入しており、キャプテン・ファルコンや高機動小隊の一番の敵。
目的のためなら手段を選ばず、混沌とした世界で様々な力を操る。
【for以降】
世界に見切りをつけたブラック・シャドーは『亜空戦争』で亜空軍につき、バートにより消滅した。
幹部たちはただのF-ZEROパイロットになり、一般構成員は傭兵や賞金稼ぎ、スペースパイレーツなどになった。